2009年5月21日木曜日

アルカリ洗浄液への適用事例です。




アルカリ洗浄液への適用事例は次の通りです。

問題点洗浄液の汚染によりワークヘの異物や油分の付着、液の腐敗。

改善例品質向上、更液経費の低減、廃液の減少。

目的アルカリ洗浄液中のきょう雑物を除去し製品に皮質向上、更液期間の延長(廃液処理費用の低減)を計る。

設置条件設備名:ATミッション部品洗浄機油名:アルカリ洗浄液油量:400L濾過装置:NW-800BT型(パイパス循環方式)フィルター:公称10ミクロン

効果・きょう雑物量  上記表のとおり・更液周期   導入前:1回/7日間   導入後:20日更液なし・超音波洗浄槽の汚染なし

フジマサ機工株式会社
E-mail:fujimasa2009@hotmail.co.jp
本社・工場:
〒676-0805 兵庫県高砂市米田町米田956
   TEL:079-432-3519 FAX:079-431-7578
神戸支社:
〒652-0832 神戸市兵庫区加治屋町2-2-3
   TEL:078-652-3471 FAX:078-652-3473

ホーニングマシーンへの適用例です。




ホーニングマシーン加工液に対する事例です。
問題点液の汚染による工具寿命が短い、傷の発生、加工時間の延長、更液経費大ワークの汚れなど。
改善例工具寿命の延長、品質向上、加工時間の短縮、更液経費の減少、残留異物量の減少。

目的量産稼働中のホーニングマシーンに使用中のクーラントに混入する異物(鉄粉、砥粒)を除去し、品質の向上安定、工具寿命の延長、油脂の寿命延長を計る。

設置条件設備名:ホーニングマシーン油名:ホーニンゲ加工液油量:100L濾過装置:NW-800BT型(パイパス循環方式)フィルター:公称10ミクロン

効果・工具寿命:約1.7倍・マシントラフ"ル:1/7・更液   導入前:11回/2ヶ月   導入後:更液なし


フジマサ機工株式会社
E-mail:fujimasa2009@hotmail.co.jp
本社・工場:
〒676-0805 兵庫県高砂市米田町米田956
   TEL:079-432-3519 FAX:079-431-7578
神戸支社:
〒652-0832 神戸市兵庫区加治屋町2-2-3
   TEL:078-652-3471 FAX:078-652-3473

真空ポンプへの適用について


真空ポンプ油について適用した例です。
問題点:
真空ポンプが油の汚染によりロックする。頻繁(約7日)に更油をするが、炉を停止しなけれぱならなくなり、時間がかかり過ぎる改善例:更油及びポンプトラブルが2ヶ月間なくなり、油も新油状態を維持している。
目的新設操業開始より1ヶ月で真空ポンプが油の汚染によりロックした。ポンプのオーバーホール後、7日毎にオイルの交換を行うことにしたが、交換時に焼入れ炉を停止しなけれぱならず、操業上問題があり、油のメンテナンスフリーを目的として濾過装置のテストをした。

設置条件設備名:浸炭焼入れ炉油名:真空ポンプ用油油量:100L濾過装置:NW-300LT型(パイパス循環方式)フィルター:公称1ミクロン

効果・油の交換なし・ポンプトラブルなし・油は2ヶ月後も新油状態


フジマサ機工株式会社
E-mail:fujimasa2009@hotmail.co.jp
本社・工場:
〒676-0805 兵庫県高砂市米田町米田956
   TEL:079-432-3519 FAX:079-431-7578
神戸支社:〒652-0832 神戸市兵庫区加治屋町2-2-3
   TEL:078-652-3471 FAX:078-652-3473

鋳造機への適用について








鋳造機の油圧作動油への適用事例は次の通りです。
問題点
:油圧油、特に水グリコールにおいては、その管理が難しく時により金属塩(スカ)の発生によって油圧異常が起こる。また、環境が悪くゴミの侵入が多い。水グリコール油は高価なため、どうしても更液期間が長くなり、それがマシントラにもつながっている.
改善例
:油圧異常(特に月曜病、冬季の立上がり時〕の改善、油経費の減少



目的 水グリコール系油圧作動油に混入するコンタミナント及び金属石鹸を除去し油圧装置のトラブルを防止すると共に更油期間の延長しコストダウンを計る。

設置条件設備名:アルミダイカストマシン油名:水グライコール系作動油油量:2600L濾過装置:NW-300LT型(バイパス循環方式)フィルター:公称1ミクロン 効果・油の劣化を防ぐ・トータルコストダウンを計る・導入後1週間で目標クリアー


フジマサ機工株式会社
E-mail:fujimasa2009@hotmail.co.jp
本社・工場:
〒676-0805 兵庫県高砂市米田町米田956
   TEL:079-432-3519 FAX:079-431-7578
神戸支社:
〒652-0832 神戸市兵庫区加治屋町2-2-3
   TEL:078-652-3471 FAX:078-652-3473

鍛造機への適用について


鍛造機の油圧作動油に対する適用事例です。

<問題点>潤滑油に入るスケール、黒鉛、水等によるマシーン停止(分配弁異常、フィルター目詰まり、各種潤滑異常)及び油経費大

<改善例>チョコ停止の改善、油経費の減少,

<目的>鍛造プレス本体潤滑油中に混入するコンタミナント及び水分を連続的に除去することにより鍛造機のトラブルを防止し、更油期間を延長しコストダウンを計る。

<設置条件>鍛造機:1600tonプレス油名:モービル626 600L濾過装置:NW-300LT型(バイパス循環方式)フィルター:公称1ミクロン

<効果>・故障率80%低減・更油大幅低減(84%)





フジマサ機工株式会社
E-mail:fujimasa2009@hotmail.co.jp
本社・工場:
〒676-0805 兵庫県高砂市米田町米田956
   TEL:079-432-3519 FAX:079-431-7578
神戸支社:
〒652-0832 神戸市兵庫区加治屋町2-2-3
   TEL:078-652-3471 FAX:078-652-3473

2009年5月17日日曜日

SEC(WA)型について



荷電吸着式濾過装置SEC(WA)型は、特に製鋼工場等で使用されるリン酸エステル系難燃性作動油の酸価・水分・汚染度の改善に数多く使用されております。又、鉱物油の微量水分除去や半導体工場の真空ポンプ油の管理にも欠かせない濾過装置です。原理油中に混在する分子領域の酸化生成物・微量水分に直流荷電をし、不純物が持っている極性を強くして、内蔵の吸着剤に静電吸着させます。更に、それよりも大きなマイクロ粒子はカートリッジフィルターで吸着、濾過します。
注)SEC(WA)型は、ゼオテツク・オプ・エコロジーより供給されます。


フジマサ機工株式会社
E-mail:fujimasa2009@hotmail.co.jp
本社・工場:
〒676-0805 兵庫県高砂市米田町米田956
   TEL:079-432-3519 FAX:079-431-7578
神戸支社:〒652-0832 神戸市兵庫区加治屋町2-2-3
   TEL:078-652-3471 FAX:078-652-3473

DOSーBtypeについて


DOS-Btypeは、C㎝taminantを除去する(NWtype)に水分を分離除去するシステムを組合せた装置です。*動粘度68cst以上の潤滑油はヒーター(HT)を使用します用途は特に1。鉱物油系油圧作動油2。鉱物系圧延油3。防錆油4。真空Pump油5。潤滑油等に使用されます。分離された水分は自動的に排出されます。
注)DOS-Btypeは、:ゼオテック・オプ・エコロジーから供給されています。


フジマサ機工株式会社
E-mail:fujimasa2009@hotmail.co.jp
本社・工場:
〒676-0805 兵庫県高砂市米田町米田956
   TEL:079-432-3519 FAX:079-431-7578
神戸支社:
〒652-0832 神戸市兵庫区加治屋町2-2-3
   TEL:078-652-3471 FAX:078-652-3473

W-typeの濾過ハウジングは?



Wーtypeのハウジングは上の図の通りです。


フジマサ機工株式会社
E-mail:fujimasa2009@hotmail.co.jp
本社・工場:
〒676-0805 兵庫県高砂市米田町米田956
   TEL:079-432-3519 FAX:079-431-7578
神戸支社:
〒652-0832 神戸市兵庫区加治屋町2-2-3
   TEL:078-652-3471 FAX:078-652-3473

NW typeの原理を紹介します


NW typeの原理は次の通りです。液体中に混入している微細なゴミや水分はその表面に弱い電位を持っており、お互いに反発しあっています。
また、反対に物質間には引合う力(分子間引力)が働き合っています。この双方の力のバランスがとれているとゴミや水分は液中に浮遊し、沈殿しにくくなります。Wtypeは、この反発力を弱め(中和)ゴミや水分を凝集・粗大化させ、微細なゴミはFilterで、水分は沈殿させ除去します。又、微細な気泡は、ろ過筒内の特殊な構造により粗大化させエアー抜きより機外へ排出する事ができます。

フジマサ機工株式会社
E-mail:fujimasa2009@hotmail.co.jp
本社・工場:〒676-0805 兵庫県高砂市米田町米田956
   TEL:079-432-3519 FAX:079-431-7578
神戸支社:〒652-0832 神戸市兵庫区加治屋町2-2-3
   TEL:078-652-3471 FAX:078-652-3473

当社の濾過装置の適用を紹介します

濾過装置の適用は次の通りです。
機種別・ 用途別、適用表
(用途)--------- ゴミの除去- 水分の除去- 鉱油分の除去-全酸価の改善 
   ----------- (*1水分)
鉱物油--------- NW型 ----- DOS・B型
水・グリコール油 NW型 --------------------- DOS型
リン酸エステル油 NW型----- *SEC型----------------------- *SEC型
脂肪酸エステル油 NW型----- *SEC型----------------------- *SEC型

*1NW型での除水は鉱物油のみ対象で、定期的に沈殿水分をドレンしてください。
*SEC型は、目的によって活性アルミナ、活性白土、等を使用しますので、添加剤入りの油には注意が必要です。

フジマサ機工株式会社
E-mail:fujimasa2009@hotmail.co.jp
本社・工場:〒676-0805 兵庫県高砂市米田町米田956
   TEL:079-432-3519 FAX:079-431-7578
神戸支社:〒652-0832 神戸市兵庫区加治屋町2-2-3
   TEL:078-652-3471 FAX:078-652-3473

油圧作動油・潤滑油の管理について考えてみましょう



<油圧作動油・潤滑油の管理>各種の作動油・潤滑油は外部から進入してくる、[Contaminant]や、油自身の酸化進行により発生してくる[Sludge]により汚染されています。汚染された油をそのまま使いつづけると数々の油圧・潤滑装置に対する影響が出てきます。

(油汚染による影響)
1.ポンプの磨耗。シール磨耗による油漏れ。
2.メタル・ベアリング等の潤滑不良。
3.弁の詰まり。
4.Linefilterの目詰まり。
5.機器の腐食。
6.冷却機の冷却能力低下。
7.廃油処理。
8.その他。

「油管理の基本は汚染した油をどう処理するか。 」 では無く、汚染させないことが重要です。

<鉱物油の酸化(劣化)について>

一般的に油の使用判定において、酸化、又は劣化と言うことばを使用しますが、油の酸化は色々な原因により起こります。

その原因に熱、水分、金属紛他、が有ります。それらの触媒作用によりアルコールやケトンが生成され、さらに酸化が進むとワニス状の物質となり、それは金属粒子や水分の存在で、再ぴ酸化促進の触媒となりワニス状物質の再生産を繰り返し、スラッジと成ります。油は自己触媒性があり、自己が作った劣化生成物がさらに油を劣化させることになります。このようにスラッジが多量に発生し、油の性能に障害をきたすことを劣化と言い、酸化とはそれまでの過程のことで、酸化と劣化は同じ意味ではありません。


<油圧作動油の管理基準(石油メーカー資料)>

汚染度ーー一般油圧・重量法(JIS) 10mg・100ml以下
    |ーーサーボ油圧・NAS等級  8級前後
      *(新油0.3~1mg/100mlNAS8級前後)

水分ーーーー1000ppm以下
      *(新油100ppm以下)

全酸価ーーー0.25一0.5 KOHmg
      *(新油0.08KOHmg)

粘度ーーーー±10%以下

*新油の数値は油の種類や保管状態、その他の条件により異なりますこの数値は石油メーカーが統計の元に出した数値で、きれいな油であるほど影響が少ないのは言うまでも有りません。

<作動油・潤滑油から除去しなければならない汚染物質>

(除去物)        金属紛等 水分 鉱物油

鉱物油       ------  ◎    ◎
水/グライコール油  ---  ◎      -- ◎
リン酸エステル油  ---   ◎---   ◎
脂肪酸エステル油 --    ◎---   ◎

フジマサ機工株式会社
E-mail:fujimasa2009@hotmail.co.jp
本社・工場:〒676-0805 兵庫県高砂市米田町米田956
   TEL:079-432-3519 FAX:079-431-7578
神戸支社:〒652-0832 神戸市兵庫区加治屋町2-2-3
   TEL:078-652-3471 FAX:078-652-3473